金沢21世紀美術館へ

先月23日、この日から開催されるモニーク・フリードマンの展覧会を観に金沢へ。

光が差し込む屋外での緑と一体化した作品や、これも天井から自然光が差し込む円形の部屋を使った静寂の表現が印象的でした。

カラフルで透明感のある、それでいて空虚で寂しい印象のある作品は、匂いとか、いないはずの人の気配をじさせられる不思議なものでした。


同時に開催されているサイレント・エコー展では、アニッシュ・カプーアのブラックホールを連想させられる作品の部屋でなんともいえない気分に。

 恐いのに、ずっと見ていたい。で、一旦出てまた戻った。やっぱり怖い。でも見たい。出たり入ったりを何度も繰り返し、見る度に幼い頃の夢の記憶とか、そのとき感じた得体のしれない感情とか、そんなことまで思い出してしまう。でもそれが苦痛じゃない。

 部屋全体が巨大な彫刻となったこの作品は、入ってくる人の反応を見るのも面白かったのですが、もう一度、こんどは一人きりで見たい。



有名なスイミング・プール。子供たち楽しそう。大人たちも楽しそう!

 

これも有名なカラー・アクティビティハウスを夕暮れ時に内側から。昼間は子供たちが走りまわって遊んでいました。こんな遊び場、いいなあ。

その後、友人家族と落ち合い美術館のカフェでランチ&お茶。おいしすぎて写真忘れた・・・

翌日は金沢県立美術館へ。お目当ては古九谷のコレクション。九谷焼は華麗すぎてギンギラなイメージが強かったんですが、全く違ってビックリ。華やかなのに渋い!使われている辛子、深緑、紺、紫の色とモチーフに使われている葡萄や松が大胆にデザインされていて、とんでもなくモダンで恰好よかった!

また美術館のカフェでランチ。ガラス越しに樹齢400年の欅を見ながら。

そして近江町市場で前日食べそびれたのどぐろ(魚です)と加賀蓮根を手に入れ、喫茶店で金箔入りコーヒーを。金沢満喫!

父方ルーツの尾山神社へも行きました。七五三で着物姿の子供たちがいっぱい。地元の神社って感じでなんだか嬉しかった。

こんどは加賀料理を堪能したいなあ~。